私は若い頃から身体を動かすことが好きで、体育系の学校に通いながら、身体や心の健康について深く学びました。
その中で出会ったのが、心身共に健康である「ウェルネス」という考えです。
「運動」「栄養」「休養」という3つの要素をバランスよく整えることが、健康で豊かな人生を送るために欠かせないということを学びました。
当時、フィットネスの仕事をしながら市場でアルバイトをする機会があり、身体づくりに欠かせない「食」の世界に興味を持ったことが、今の仕事へとつながるきっかけになりました。
健康な人間の身体と心をつくるためには、人間にとって本当に必要な「食べ物」と「食の大切さ」を理解することが必要だと考えています。
2006年、当時お世話になっていた仲卸の社長に店舗の一部を間借りさせて頂き、自宅を事務所に海産物の卸売業として起業しました。
そして約4年後、運良く仲卸の空き店舗に店舗を構えることができ、本格的に水産仲卸事業をスタートすることが出来ました。
元々のチームの企業理念である「海産物の流通で大阪から世の中を元気にする」という言葉も、若い頃に学んだ**“人の心と身体を健康にしたい”**という想いが、DNAに組み込まれているような気がします。
この考え方を軸に、水産仲卸業から派生した飲食店事業「銀蔵」も、海鮮定食を売るというだけでなく、
その中に「健康」「身体づくり」「精神的な健康」といった要素を組み込んだ、健康事業的な一面も理念に組み込まれています。



